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映画《イップ・マン》

コロナで社会復帰できるのか急に不安になった。なので映画《イップ・マン》3部作を観た。

昔こんな時は《ロッキー》とか《ダイハード》であったが、私の2000年代はコレ《イップ・マン》である。

中国・香港合作映画のシリーズ。ウィルソン・イップ監督、主演はドニー・イェン、

ブルース・リーの師匠と言われる実在の武道家を当時の世界世相のもとに描いたものである。

派生もあるが映画としては4シリーズある。

コロナの影響で4の日本上映は延期されている。

今のところ映画としてオススメはまちがいなく1である。

感動したいなら2もオススメである。

売れたのでどんどん海外資本が入ってきた3はマイク・タイソンが登場してしまい、ストーリーが崩壊した。

なんでもそうだが最初の頃が面白いのである。

ちなみに2が日本でバカウケしたので1の日本上映が実現したのである。

『イップ・マン1 序章』2008年。

『イップ・マン2 葉問』2010年

主演ドニー・イェンいわく「これが『ドラゴン怒りの鉄拳』なら怒りを爆発させ幕が閉じるけれど、同じようなシチュエーションだけに『ドラゴン怒りの鉄拳』の主人公と同じに見えてしまっては台無しになる。彼は怒りを胸に抱いているがなにより生きて家族の元へ帰らなければならない、そんな心の葛藤も同時に表現しなければならなかった」。そのために細かい動きに気を配り、ワンカットごとに今の表情でよかったかどうか話し合いながら進めていったという。「自分は功夫映画にはこだわりがある。ただのアクションではなく武術の文化と功夫の精神を観客に伝えたかったんだ」。

「真の功夫映画は我々中国人にしか作れないもの、貴重な文化遺産ともいえます。それを自分は一人の俳優として後世に受け継ぎたい。我々は様々な問題が起こる社会において多くの困難を乗り越えねばなりません。これは困難を乗り越える強い人間を描いた価値ある作品だと思っています」。

素晴らしい。

私もこうありたい。とずっと思いながらも、毎日が雑音多すぎてドニー・イェンでなくブルース・リーになってしまう毎日である。

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