Edward Van Halen
エドワード・ヴァン・ヘイレンが逝ってしまった。衝撃が強すぎて2週間経つのにいまだ仕事が手につかん。
舌癌とは聞いていたけれど、それなりになんとなく、ずっと生きてるんだろな、いつかは新譜もでるんだろな。と思っていた。。。
そもそも、ギターを手にしたきっかけであり、ギターを諦めさせられたきっかけでもある。
遡るところ中1の話である。 当時はクイーンやチープ・トリックとかソフトロックを聴いてたけど、78年年末の渋谷洋一のロック大賞というラジオ番組を聴いてて、後述のユー・リアリー・ガット・ミー♪のイントロを聴いた瞬間にヘビーロックにハマり今日に至る。
あまりに好きすぎて今持ってこのサイトでヴァン・ヘイレンを語る術を見つけることができず。
バンドの話はまたゆっくりアルバムごとに語るけれど、報道が余りにもお前全然知らんやろみたいなのが多いので今回まとめたい。
まずエディ・ヴァン・ヘイレンと言ってるが、本当はエドワード・ヴァン・ヘイレンである。オランダ人である。 最初はドラムを練習していたが兄のアレックスのほうが上達したのでギターに転向したのである。ちなみにお父さんはクラリネットのプロ奏者である。
でクラプトンが師匠である。
ライトハンド奏法とかは数多く報道されてるので、それ以外で自分的にすごーーーいと思うところを、全世界に衝撃を与えたファースト・アルバムの曲をまじえて書いておく。
ジャケットがコレ↓。早速次の日にレンタルレコード屋に走ったのである。
まずは圧倒的なリズム感である。圧倒的である。フランク・ザッパもリッチー・ブラックモアも驚嘆するところである。例えばコレである。i'm the one♪
2番めが、そのギターの音である。 ものすごく歪んでいるくせになぜかクリーンで爽やかなのである。しかもエッジが聴いている。ブラウンサウンドと言われてたっけ。世界中のギタリストがこの音を出そうと必死になった。でも誰も真似できなかった音。 コレである。中1のときにラジオで流れて腰抜けた曲である。you really got me♪
3番目は、アタックの強さ。弦に対するピッキングの強さである。 例えばコレである。ain't talkin bout love♪
4番目が文字とおり見たこともない聴いたこともないテクニックの塊である。 いったいどーやって弾いてるのかすらわからないこの曲である。たまたまウォーミングアップで弾いていたのをみたプロデューサーのテッド・テンプルマンが録音しアルバムに突っ込んだ、わずかこの2分弱のインストが世界で何万人ものギターキッズのプロギタリストになる夢を抹殺したのである。eruption♪ 邦題が「暗闇の爆撃」なのである。
最後が、
竹中直人もびっくりの、超絶テクを笑いながら弾くのである。それまでには無かった、それはそれは希有のギタリストであり、絶対このLIVEには行きたいぞ、となるのであり、この1stアルバムもそんな曲で締めるのである。on fire♪
以上の曲がすべてたった1枚のアルバムに入っているのである。
ちなみに、 マイケル・ジャクソンのビート・イットのソロは彼が弾いているが、もともとはWHOのピート・タウンゼントにオファーが行ったところエドワード・ヴァン・ヘイレンを推薦され、レコーディングに臨んだところ、マイケルがいないので勝手に録音したのが出来が良すぎて、もともとブルージーだった原曲が派手派手なアレンジに変えざるを得なくなり大きく変わってしまったのである。がそれをマイケルが気に入り世に出たのである。 ちなみに、バックで弾いているのはTOTOのスティーブ・ルカサーである。
あーまだまだ書き足りんが気持ちがまとまらんので寝る。悲しすぎる。